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ドミティラデカストロカントイメロ(ドミティラ・デ・カストロ・カント・イ・メロ) ポルトガル王の系譜に登場する人物。 関連: フェリシオピントコエリョ (フェリシオ・ピント・コエリョ、夫) ペドロイッセイ (ペドロ1世、愛人) イザベルマリアデアルカンタラブラジレイラ (イザベル・マリア・デ・アルカンタラ・ブラジレイラ、娘) ペドロデアルカンターラブラジレイロ (ペドロ・デ・アルカンターラ・ブラジレイロ、子) マリアイザベルデアルカンターラブラジレイロ (マリア・イザベル・デ・アルカンターラ・ブラジレイロ、娘) マリアイザベルデアルカンタラボルボン (マリア・イザベル・デ・アルカンタラ・ボルボン、娘) ラファエルトビアシュデアギラル (ラファエル・トビアシュ・デ・アギラル、夫) 別名: ドミティラ(2)
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北欧神話 巨人の死から始まりラグナロクによって滅びるとされる神。 ギンヌンガンガプと呼ばれる奈落しかない世界に ニヴルヘイム(ニヴルヘル-霧の冥府)とムスッペルスヘイム(炎の民の国)が現れる。 霜が熱気に融かされた滴に命が宿り巨人イミルが誕生する。 次の滴から牝牛アウズフムラが誕生する。 巨人は牝牛の乳を飲んで育ち、数々の巨人を誕生させる。 氷の中から神々の始祖ブーリが現れ、ボルを誕生させる。 ボルは巨人族の娘と結婚し三人の神、オーディン、ヴィリ、ヴェーイを誕生させる。 三人の神々は原初の巨人イミルを殺害し世界のすべてを作り上げる。 アースガルズ:アース神族の国 ミズガルズ:人間の世界 ヨトゥンヘイム:巨人の国 セー:海 ニヴルヘイム(ヘル):霧の国(死の国) ムスッペルヘイム:炎の民の国 ヴァナヘイム:ヴァン神族の国 アールヴヘイム:光の妖精の国 スヴァルトアールヴァヘイム:小人の国 アースガルズの中央には世界樹イグドラシルが生えており アースガルズとミズガルズはビブロスト(虹)で繋がっている。 世界の周りを世界蛇ヨルムンガンドが取り巻いている
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ジャックと豆の木 コメント イギリスの童話で、豆の木を登って雲の上に行くという話。 余談だが、ポケモン赤版の主人公の名前候補の中に「ジャック」が挙がっていた。 オノンドorラビフット:ジャック オノノクスorガルーラ:母親 ミルタンク:牝牛 ジジーロンorローブシンorムウマージ:怪しい老人 トルネロスorボルトロスorランドロスorレジギガス:巨人 チルタリスorラブトロス:巨人の妻 モジャンボ:豆の木 トゲキッスorワカシャモ金の卵をうむ雌鶏 前者は鶏ではないがタマゴうみが覚える 持ち物:きんのたま メロエッタ:ハープ コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る 登場人物 ラビフット:ジャック -- (ロケット・ガチャット) 2024-01-12 22 56 09 草案 ミルタンク:牝牛 -- (ユリス) 2021-05-03 11 31 45 ジュプトル:ジャック -- (ロケット・ガチャット) 2021-01-08 01 18 14 リザードンorアーボックorカビゴンorドサイドン:巨人 -- (名無しさん) 2020-05-16 19 30 43 エイパムorカポエラーorキリキザン:ジャック -- (名無しさん) 2020-05-07 00 09 05 草案 バシャーモ:鶏 きんのたまorしあわせタマゴ必携 メロエッタ:ハープ -- (ユリス) 2015-04-11 12 19 45
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56 上原さんの一日 普通の日 sage 2009/03/26(木) 23 41 37 ID e1vguPL9 いつもと変わらない朝、今日はいい天気なので小鳥の鳴き声が聞こえてきて一日の始まりを私に教えてくれる。 私は上原 夏海。どこにでもいる一般的な女子高生です。 っと言いたいところですが、私は親の都合上、実質兄と二人暮らしをしているのでそこの所は一般的ではないかなっと思います。 え?両親が家にいなくて寂しくないのかって?ノープロブレムです。むしろ帰ってくんなって感じです。 まぁ、母親は物心ついた時から無くなっているため、何かと私が家の家事全般こなしています。 今、朝ごはんをつくり終えましたので、少しねぼすけな私の兄さんを起こしに行かなければなりません。 この兄さんがとても素敵な人なんです。 っと言う訳で兄さんの部屋までやってきました。 ノックをしても反応がないのは解ってます。だから私は兄さんの部屋へと入って行きます。 そこには無防備な顔で寝入っている兄さんの寝顔が…。いつもは男前で顔も性格もカッコよくて凛々しい兄さんも寝顔だけは可愛く見えます。 写メを取って待ち受けにしたいですが、もしそんな事が兄さんにバレたら怒られちゃいます。 もし、そんな事をして嫌われでもしたら…私生きていけません。 そんな兄さんの寝顔を眺めていたらふと兄さんの枕もとに置いてあった機能を全く活かせていない目覚まし時計が目に入りました。 現在の時刻、AM 8 00。いつも起こしている時間、AM 7 45。 不味いです"また"兄さんの寝顔を見入ってしまったようです。早く起こさないと遅刻です。 「兄さん兄さん!起きてください!朝ですよ!」 「ん…おはよう夏海…」 眠そうに瞼を擦りながら目を覚ましました。 上原 和也。私の兄さん。そして、最愛の男性です。 リビングに降りてきた私と兄さんは先ほど作った朝ごはんを食べます。 兄さんが私の作ったごはんを食べてくれる。毎日のことなのに物凄く幸せに感じます。 まず初めにお味噌汁を飲んでくれてますが、しかし、ここで重大なミスをしてしまった用です。 「なんか味噌汁ぬるくね?」 「えっ!?本当ですか!?スミマセン今すぐ温めてきます」 「いや、いいよ時間ないし」 「本当にスミマセン」 またやってしまいました…。自分が長い時間兄さんの寝顔を見入ってしまったから兄さんのお味噌汁が冷めてしまいました。 こうやって私は週に何回か同じミスを重ねてしまうんです。兄さんはやさしい言葉をかけてくれますが、私は私が許せません。 で、気がついたらご飯を食べてます。兄さんは固めに炊かれたご飯が好きなので若干硬めに炊くのが私流です。 私流の定義はまぁ色々ありますが、とりあえず、兄さんの好み=私流ってことでいいでしょう。 ん?兄さんの口元にご飯粒がついてる。これはチャンスです。 「あっ兄さんご飯粒ついてますよ。」 気づけば私の手は自然と兄さんの口元へと延びて行きました。そして指先でご飯粒を取り、そのまま私の口の中へと。 「フフフ、おいしい」 これでもかって位、口の中にご飯粒の甘さが広がります。いや、これはご飯粒の甘さというよりは兄さんの甘さですね。 「…お前は俺の彼女か…」 「それでもいいですよ」 というかそれがいいですよ!今からでも付き合いましょう!っと言いたいところですが"妹"と言う立場では中々踏み切る事が出来ません。 最愛の兄さんと同居出来るというメリットには恋人同士になるにはとてつもなく大きな壁があるというデメリットもあります。 難しい所ですが、色々と策は立ててますよフフフ。 57 上原さんの一日 普通の日 sage 2009/03/26(木) 23 44 21 ID e1vguPL9 しかし、あまり悠長な事は言ってられません。兄さんは知っているかいないかは知りませんが、私たちの通っている学校での兄さんは女の子から大人気。 最近ちょっと兄さんの魅力にちょっと気づいただけの女子が兄さんに色目を使う姿は盛りのついた雌豚にしか見えない。 私はそんな雌豚共から"お兄さんを紹介して"だとか"友達のよしみでここはひとつ…"とか言われますが、誰がこんな豚以下の脳みそのお友達(笑)に最愛の兄さんを紹介してあげなければならないのでしょうか。まったくもって不釣り合いなのに…。 そんな人たちはちょいと工作して潰してあげました。当然の報いです。 また、私に紹介させようとしないまでも兄さんにすり寄ってくるような豚は今まで何人も潰して来ました。 全く、兄さんといるという貴重な時間を割いてまで貴方達を潰す計画を立てなくてはならない私の身にもなってほしいものです。 それはそうと、兄さんはおいしそうに私の作った出汁巻き卵を食べてます。 これは私たちがまだ小学生の頃、お父さんと兄さんの三人で居酒屋へ食事に行ったときに兄さんが頼んで絶賛していたものをベースに作ってます。 勿論あくまでもベースですので完全なものまねではありません。そこから更に兄さんの好みに合わせたアレンジを加えています。 それと…出汁の中には私の兄さんへの思いを込めた液体を隠し味でたっぷりと入れています。フフフ、あんなもの兄さんの事を少し考えただけでいくらでもあふれ出てきますよ。 そして、私のお汁が入っていることも知らない兄さんは美味しそうに口の中に出汁巻き卵を運びます。もうそれだけで私のアソコは濡れてきてしまいます。 そんな事を思っているうちに兄さんはご飯を食べ終わってしまいました。私も早く食べないと… カバンを持って高校へと通学します。毎朝、兄さんとの登校幸せです。 そんな幸せに浸っている私に兄さんが話しかけてくれました。 「そういや、今日懐かしい夢見たわ」 夢?…どんな夢でしょうか?私はその夢に出てきているのでしょうか? 兄さんの顔を覗き込みます。 「昔、お前がいじめられてる事があってな。キムと下っ端二人に人形パクられてたのを俺が取り返したって夢」 その出来事は… 「まっ何年も前の事だしお前も覚えてないわな。俺も全然覚えてなかったし」 今でもハッキリと覚えています。絶対に私が忘れられない日。どんな記念日でも色あせてしまうほど重要な日。 私が兄さんを男の人として好きになった日の話だ。 「いえ、よ~く覚えてますよ。……むしろ忘れられませんよ」 そんな重要なことを兄さんが思い出してくれるなんて…とても嬉しいです。 しかし、私は嬉しさのあまり、この時間に現れる悪魔の存在を忘れてしまっていたのでした。 58 上原さんの一日 普通の日 sage 2009/03/26(木) 23 45 56 ID e1vguPL9 「おっはよー和君!」 悪魔は突然やってきました。そしていきなり兄さんの逞しい背中に抱きついてます。 それも自慢なのか自分のでかい胸をこれでもかというくらい兄さんの背中に擦りつけてます。許せません。 「毎朝よくやるぜメグ」 しかし、流石兄さん。こんな発情期の牝牛には全く心を動かしていません。 それでもこのバカ牛は懲りずに未だ兄さんの背中に自慢(笑)の胸を押しつけてます。 そして段々と迷惑そうな顔をしてきた兄さん。乳の押し売りってとこでしょうか。 「…ッ!兄さんから離れてください」 そこで私の出番。この淫乱な雌から兄さんを遠ざけないと兄さんが大変なことになってしまいます。 「ハイハイ…今から離れますよーだ!」 そう言ってゆっくり兄さんから離れているのは桜木 巡。一応私と兄さんの幼馴染という存在です。 顔は良く、人気はあるのですが、性格が悪いです。むしろ、最悪と言っても過言ではありません。 こいつはどんなに兄さんに近づかないように策を練ってもそれをことごとく破って近づいてきます。 それどころか今まで他の人には気づかれなかった兄さんへ会わせないようにする妨害工作もあっさりと見抜いて私へ宣戦布告をしてきました。 "私、和君のこと、大好きだから邪魔しないでね。妹さん"だそうです。死ねばいいです。 やさしい兄さんがハッキリと拒否しないのをいいことにその優しさにとことん付け込もうとします。 だから、私はこんな女から兄さんを守らなければならない。そういう義務があるのです。 そんな私の気を知ってか知らずか今度は兄さんの右腕に自分の左手を組み出しました。 許せません。私はすぐさま引き離しにかかります。 「兄さんから離れてくださいと言ったはずです!」 「…もういいから学校行くぞ」 朝から兄さんが疲れてます。全部この女のせいです。 いつか、絶対にこの女を兄さんに近づけないようにします。 いつか、必ず… 59 上原さんの一日 普通の日 sage 2009/03/26(木) 23 48 36 ID e1vguPL9 現在は数学の授業の時間。私は教科書にかかれた問題の方程式を解いて、授業の終わりを待っています。 正直、簡単すぎます。こんな数字の組み合わせが将来なんの役に立つのやら…。 昔兄さんが"数学が社会に出てなんの役に立つんだよ!"とか言ってましたがまったくその通りだと思います。 この程度の問題が世の中に溢れているのでしたらもっと日本は平和なはずです。 そんな事を思いながら外を眺めていると待ちに待った授業の終わりを告げるチャイムが鳴り響きました。 私は先生への挨拶もそこそこにあらかじめ机の横に引っかけておいた鞄を持って迅速に兄さんのいる教室へ向かいます。 私のいる教室は公舎の4階。兄さんのいる教室は3階。ひとつ階段を下りれば良いだけなんで楽勝です。 「兄さん!お弁当持って来ましたよ!一緒に食べましょう!」 やたらと視線を感じますがそんなのは無視して兄さんに近づきます。 「毎日毎日ご苦労なこって…朝俺に渡してくれればいいのに」 「いえいえ、兄さんが持たなくてもいいような荷物は私が持ちますよ」 あぁ…やっぱり兄さんは優しくて素敵です。 雌豚共が擦り寄ってくる理由も解ります。…近づけさせませんけど。 「まぁいいや、とっとと場所を移すぞ」 「ハイ、そうですね」 そう言って私たちは移動を始めました。私たちはいつも屋上で一緒にご飯を食べてます。 本当は二人きりで食べたいのですが、邪魔者が一人いまして…。まぁなかなかうまくいかないのです。 屋上に来ました。兄さんが屋上へ出るドアを開けると少し強めの風が私たちの体に当たります。 しかし、多少は気になりますが、そんなに神経質になるほどのものではありません。 寧ろ、天気が快晴の6月だと言うこともあってこの風はちょうどいいです。 難点と言えば… 「ヤッホー!和君!待ちくたびれたよ~」 牝牛が一匹。とっとと出荷されればいいのに…。 「じゃあクラスの友達と食えよ友達と…」 兄さんが言います。まったくです。 この女は兄さんが好きすぎてストーカー紛いの事を平気でやってのける危険な奴ですから近づかないでほしいです。 「え~だって和君が一番仲いいもん!もう恋人以上夫婦未満の関係?」 この発情期はなにいってるんでしょうか? 兄さんが好きすぎて幻覚でも見えているのでしょうか? 気持ちは解りますが正直気持ち悪いです。 「何時から俺たちはそんな関係になった!まだつきあってもねーだろうが!」 「ふ~ん…"まだ"ね~じゃあいつかは付き合ってくれるのかな?かな?」 なんかそんな事言ってます。頭にウジでも沸いているんじゃないでしょうか。 「"まだ"もなにも言葉のあやって奴ですよ巡さん。お勉強だけ出来てもそんな簡単なことも解らないようじゃダメダメですよ」 だから私が"笑顔"でちゃんと教えてあげます。 あなたが兄さんと付き合えるハズがないということを。 「ったく…夏海、お前もこのくらいの冗談くらい解らないとダメダメだぞ?」 そう兄さんに言われました。頭を軽くポカンと叩かれた感じです。 兄さんはまったくこの牝牛と付き合う気はないんですね。わかります。 「とっとと飯にするぞ。馬鹿なこと話してて次の授業に遅刻とかいったらカッコ悪いからな」 「んっ!?兄さんはいつでもかっこいいですよ」 …?兄さんがかっこ悪い?そんなハズありません!テストで0点取ったって兄さんはかっこいいです! 「いいからとっとと弁当よこせ」 「ハイ!」 鞄に入れてたビニールシートを取り出し、床に敷きます。 兄さんが座ると私は兄さんのとなりに腰をおろし、兄さんにお弁当を渡します。 兄さんと食べるご飯は本当に美味しいです。ですからクラスのみんなとお弁当を食べるなんて出来ません。 そういえばさっき風が吹いた時に牝牛がなんか言った気がしますが聞こえなかったことにしてあげましょう。 60 上原さんの一日 普通の日 sage 2009/03/26(木) 23 51 03 ID e1vguPL9 ブルペンで兄さんが投球練習をしています。 今は放課後。兄さんは野球部に所属しているので部活動に励んでいます。 そんな私は野球部のマネージャー。 いつでも兄さんのかっこいい姿を見れ、兄さんの世話を焼ける最高の仕事をしています。 難点と言えば一緒にマネージャーをしている人が例の牝牛である事と、キムとかいうキャッチャーがチラチラこっちを見てくることでしょうか。 あっ兄さんが休憩をするみたいです。 私はタオルを持ち、それとクーラーボックスから私の作った特製のドリンクを取り出し、兄さんの元へと駆けて行きます。 早くしないと牝牛に先を越されます。牛なのに運動神経がいいのは何故なのでしょうか。 「ハイ!和君、タオル!」 「兄さん!こっちのタオルをどうぞ!」 クッ…足が速いだけあって先を越されてしまいました…不覚。 私は勉強は出来るのですが、昔から運動系は全般が苦手なのです。 「ありがと、でもキムにも持ってきてやれよな」 「「キムくん(さん)はどーでもいいよ(です)」」 珍しく牝牛と声がハモリました。発情期のくせにキムさんには発情しないのでしょうか? そういえばキムさんは名前の通りキムチが大好きで夏場でもお構いなしに学校にMYキムチを持参します。 だから牝牛はキムチの匂いでも感知して近づかなかったのでしょうか? 因みにそんな事をしているので昔、私たちとお昼ごはんを一緒に食べようとしたキムさんが腐ったキムチを持ってきて兄さんに殴られてました。いい気味です。 「まぁいいや、夏海ドリンクある?」 私は目を輝かせます。タオルと違ってこのドリンクは私しか持ってこれませんから。 「ハイ!ちゃんと持ってきてますよ!」 ドリンクを渡すとキャップをはずして飲み始めました。 因みに中に私の愛液をたくさん入れてあります。それを美味しそうに飲む兄さんを見ると発情しそうです。 「ねぇねぇ和君。いつも夏海ちゃんの作ったの飲んでるけどおいしいの?」 え?美味しいに決まってるじゃないですか!このドリンクはこの十数年間で私が知った兄さんの味覚を完璧に抑えて作ったシロモノなんですから。 どこぞの牝牛じゃ真似できないようにしてるんです。 「ん?飲んでみ?」 そういって兄さんは牝牛にペットボトルを渡しました。 …?口をつけて直接飲んでます。これってまさか… 「ダメーーーーーーーーーーー!!!!!!!」 すぐに私は声を張り上げました。これは間接キス…私は兄さんの知らないところでたくさんしてますが、この牝牛が許されていいことではありません。 「ん。夏海ちゃん怒ってるし返すね」 「どうよ?」 私の気持ちを知ってか知らずか兄さんは牝牛にそんな事を聞いてます。 「おいしかったよ。それより……これって間接キスだよね?和君」 「ハイハイ、そんな中学生みたいなこと言わないでいいから」 …… 「んじゃそろそろ練習に戻るわ」 「うん!頑張ってね和君。」 …… メウシナニヤッテイルンダ 61 上原さんの一日 普通の日 sage 2009/03/26(木) 23 52 38 ID e1vguPL9 六時半がきて帰る時間になりました。 正直あの牝牛がしてきたことを許せません。 「なぁ、いい加減機嫌直せよ夏海」 そんな事を兄さんが言ってます。正直今日中にはこの怒りを抑えられそうにありません。 今はなんか兄さんに牝牛がほざいてます。目ざわりです。 そう思っていたら急に体が宙に浮きました。 一瞬何が起こったのかわかりませんでしたが、しかし、少しして状況を理解しました。 私は兄さんにお姫様だっこされていたのです。 顔が熱くなり心臓の音がバクバクなるのが自分でも解ります。 それと同時にこれ以上にない喜びがあふれてきました。 「ほ~ら恥ずかしいだろ?早く機嫌直さねーとおろさねーぞ」 兄さんが笑いながら私のほうを見ます。 まったくそんな事を言われたら機嫌を直したくなくなるじゃないですか…。 「いいなぁ~夏海ちゃん。ねぇカ~ズくぅ~ん私もお姫様だっこしてよ」 駄目ですよ巡さん。兄さんは私専用なんですから。 「…じゃあ家に帰るまで機嫌直しません」 だから私は家に帰るまで兄さんに返事をしません。 「ったく、明日クラスの連中に何を言われてもしらねーからな」 そういう兄さんの腕に抱かれながら私は幸せな不機嫌で家へと帰って行きました。
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アルゴス(Argus)は、ペロポネソス半島のアルゴリス地方に住む、百の目を持つ巨人である。ヘラのためにゼウスの愛人イオの見張りをしたが、イオを救出しにきたヘルメスに殺された。 系譜 母はガイア。(異説)父はアゲノル。 (異説)父はアレストル。 妻はイスメネ。子はイアソス。 解説 百の目を持ち、「普見者」と呼ばれる。 神々の命を受け、アルカディアで雄牛の怪物を、ペレポロネソスでエキドナを退治する等の軍功を上げる。 エピソード ヘラの命令で、イオを見張る ゼウスが恋人のイオと会っている時、彼の妻ヘラがそこへ来た。すぐさま彼は恋人を白い牝牛に変身させたが、女神はだまされなかった。彼女はその牝牛を要求すると、アルゴスに番をさせた。ゼウスはヘルメスを彼の恋人の救出に向かわせた。まずヘルメスは音楽でアルゴスを眠らせようと試みたが、失敗したので、剣で巨人を殺した。このことにより、彼はアルゲイポンテス(アルゴス殺し)の異名を持つことになった。ヘラはアルゴスの献身に報いて、彼の百の目を、彼女の神聖な鳥である孔雀の尾羽にうつしてやった。
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【元ネタ】史実 【CLASS】バーサーカー 【マスター】 【真名】イヴァン四世 【性別】男性 【身長・体重】196cm・103㎏ 【属性】混沌・狂 【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷B 魔力B 幸運C 宝具B 【クラス別スキル】 狂化:EX→B パラメーターをランクアップさせるが、理性の大半を奪われる。 規格外の狂気はもはや理性に近く、バーサーカーは会話すら行えるが、 彼は“苛立ちの発散のために加虐したい”という思考で固定されており、 実質的に彼との意思の疎通は不可能である。 ただし普段は『愛しの牝牛』によって“普通のバーサーカー”となる。 【固有スキル】 拷問技術:A++ 破格の拷問技術。 拷問器具を用いた場合、ダメージを向上させると共に敵のCONを大幅に削減する。 イヴァン四世の場合、人民、貴族、部下を牢獄に送り様々な拷問具に掛けたり、 火薬や温度変化による苦痛を与え悶え狂わせたり、時には多種多様な拷問をショーとして開催しており 拷問の才能と残虐性と芸術性は常軌を逸する。 クラス能力により理性を失ってる間は能力を発揮できない。 加虐体質:A 戦闘において、自己の攻撃性にプラス補正がかかるスキル。 これを持つ者は戦闘が長引けば長引くほど加虐性を増し、普段の冷静さを失ってしまう。 攻めれば攻めるほど強くなるが、反面、防御力が低下してしまう。 信仰の加護:A 一つの宗教観に殉じた者のみが持つスキル。 加護とはいうが、最高存在からの恩恵はない。 あるのは信心から生まれる、自己の精神・肉体の絶対性のみである。 クラス能力により理性を失ってる間は能力を発揮できない。 恐怖の雷帝:A 恐怖の代名詞となった『雷帝』イヴァン四世の狂気。 イヴァン四世と対峙したものは、彼に対する強烈な威圧感と畏怖を懐く。 精神防御で抵抗可能。 【宝具】 『愛しの牝牛(ツァリーツァ・シャースティ)』 ランク:E 種別:対心宝具 レンジ:0 最大捕捉:1 アナスタシアの肖像画が填め込まれたロケット。 評価規格外の域にある彼の狂気をBランク相当にまで押さえ込む事ができる。 理性にも似た何かと化していた精神が通常の“狂気を抱えた人間”になる事で、 理性を必要とする一部のスキル・宝具が使用不能もしくは制御不能となる。 『凶哭の雷帝(ツァーリ・グローズヌイ)』 ランク:C+ 種別:対軍宝具 レンジ:3~50 最大捕捉:500人 数々の拷問虐殺により暴君の名を轟かせた逸話の具現。 憤怒に満ちた怒号によって雷撃を放出し、対象や地面へと接触したそれは、 無数の血塗れた武具・拷問具へ変貌し追加・持続ダメージ及び拘束判定を発生させる。 加えて怒号を耳にした者は精神防御の失敗度に応じた状態異常を受ける。 【Weapon】 『無銘・拷問杖』 バーサーカーが生前使用した鉄鉤の付いた杖。 気に食わぬ相手はこの杖で殴り拷問したという。 バーサーカーの息子を殺した凶器でもある。 【解説】 ロシアを大国へ築き上げた皇帝、ツァーリ。 恐慌政治やのノヴゴロドの虐殺が有名で拷問や加虐を愉悦とし数万人もの人間を殺害した。 大量の拷問や殺戮を行う一方、敬虔な信徒であり正教会の守護者でもあった。 神を恐れ敬い、巡礼や礼拝好んでは毎夜、死者へ祈りを捧げていた。 現在残っているロシアの生女神の大聖堂も彼の戦勝の記念に作られたという。 生前は感情の起伏が激しく妻・アナスタシヤのみが彼を制御できたらしく その妻の死後、失意の後眠っていた残虐性がより増すことになった。 最後は息子を自ら感情に任せ殺害したことで、今までの罪を自覚。 苛まれ続けることになり懺悔を呟き続け遺言状へは罪の行為への悔いが残された。 数年後その人生を呆気なく終わらせることになった。 『アナスタシア』 バーサーカーの最初の妻、喪った事で彼の暴虐に歯止めが無くなったとされる女性。 マスターが彼女と面影の重なる女性であればバーサーカーの制御も容易となるが、 万が一そのマスターが死亡したならバーサーカーは妻の死を思い起こしてしまう。 慟哭の叫びは『凶哭の雷帝』を暴走発動させ、『愛しの牝牛』を破壊するだろう。 【出演SS】 大祖国聖杯戦争
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かつて、元愛鳴を設立した男はアイスクリームの行商をしていました。 現在も街角に目印ののぼりと日よけのパラソルを立てて、金属製で大き目の寸胴型携帯冷蔵庫から スコップのようなヘラひとつで上手にアイスクリームを盛り付けてくれるおばちゃん達を見る事ができます。 牛乳のこだわり 昼間は広い牧場で新鮮な青草を食べて暮らす元気な牝牛さん達から分けてもらう牛乳。 毎朝、牧場で働く人が眠い目をこすりながら牛乳を搾る光景が見られます。 現在アイスクリーム以外の加工利用を進めています。 今回屋台で提供しているチーズケーキのクリームチーズも同じ牝牛さん達の牛乳でできています。 コーンのこだわり 国産小麦粉を使用して作っています。最後までサクサクとおいしく食べられます。 人気のフレーバー 一番人気はバニラです。牛乳の風味がしっかり味わえます。 イチゴ味も人気があります。 変り種としては、ブランド米「笑顔晴」をつかったものや、福酔の卵を使った「カスタード」などもあります。 秘技!花もり 熟練したおじちゃんおばちゃんはコーンにアイスでお花を咲かせます。 バラだったりチューリップだったり名もない花だったり。 食べるのがもったいないかも。
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ゼウスとマイアの子。 キュレネの洞窟で生まれ、最初の襁褓で巻かれて箕の上に置かれていたが、抜け出してピエリアに赴き、 アポロンが飼っていた牝牛を盗んだという。発覚しないように牝牛の足に靴を履かせて足跡を消し、 ピュロスに連れ出して牛のうち二頭を犠牲に捧げ、のちに皮を岩に釘付けにし、 肉は一部は煮て、一部は焼いて食ってしまったとする。のちにキュレネに帰り、そこで亀を見つけて この亀の甲羅を綺麗に清め、牝牛から取ったガットを甲に張って竪琴を発明、さらに撥を発明したという。 アポロンが牛を求めてキュレネに来て責めたが、竪琴の音色を聴いて、これと残りの牛との交換に応じたとか。 (zsphereコメント:ホメロスその他、様々な文献でヘルメスを盗みの神とする記述があるが、納得せざるを得ない逸話であるw) 『ホメロス風讃歌』所収「ヘルメス讃歌」によれば、 火と火おこし棒を発明したのもヘルメスであるとしている。 なお同書では、ヘルメスはアポロンの牛を焼いて煙を犠牲に捧げているが、肉は食っていない。 「アルゴス殺しのヘルメス」という呼称が諸書に散見される。 これはヘラの命令でイオを見張っていた普見者のアルゴスをヘルメスが打ち倒した事から ついた名であると見られる。ただし、この呼称の原語「アルゲイポンテース」の一般的な解釈ではあるが、 この語の正確な語源と意味は必ずしも詳らかではない。 『ホメロス風讃歌』所収「デメテル讃歌」で、ゼウスがデメテルの怒りを鎮めるために ハデスにペルセポネを母神に会わせるよう提案するが、その際に伝令役に立てられたのがヘルメス。 同書「ヘルメス讃歌」には、ハデスへの正式の伝令を務めるのはヘルメスのみである旨の記述が存在する。 なお、『イソップ寓話集』にある金の卵を産むガチョウの話 (神様から金の卵を産むガチョウを授かった男が、卵が産まれるのを待ちきれず、腹の中を探ろうとガチョウを殺してしまった話) で、このガチョウを授けたのはヘルメスとなっている。 同様に、「金の斧 銀の斧」も『イソップ寓話集』原典ではヘルメスが斧を授ける役。 また、家々の戸口に「ヘルメス柱像」というものを立てる文化習俗のあった事が知られている。 これは四角い石柱の上部に鬚を生やしたヘルメスの頭部を彫り、中ほどに陽根を彫ったものだとか。 →ヘルメー 参考文献 『ギリシア神話』アポロドーロス 『イソップ寓話集』 『四つのギリシャ神話』 ギリシア神話 (岩波文庫) イソップ寓話集 (岩波文庫) 四つのギリシャ神話―『ホメーロス讃歌』より (岩波文庫 赤 102-6)
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カントとサド (脚注は別ページ) 我々の議論はここで中断して、屈辱の約束をここで投企する苦痛が、カントが実際に道徳経験を含意していると認める明示された言及に一致することを思い出そう。サド的経験で苦痛が望んでいるものは、ストア派の技法を解体しているものを通して近づくことで、よりよく見える。それは軽蔑である。 サド的経験ではエピクテトスが再び戻ってくることを想像しよう。《わかるだろう、君が壊したのだ》と脚を指差しながら彼は言う。享楽をその探求がつまずくような貧窮に向かわせること、このことは享楽を嫌悪感へと転じないだろうか。 このことは、享楽とは、それによってサド的経験が変化するものであるということを示している。というのも、享楽は意志を独占することを投企するためである。それは享楽が、恥じらいに到達することで彼岸に生じさせる主体の内奥に身を置くためにすでに意志を通過したあとでのことであるが。 というのも、恥じらいは存在状況の両受体であるからである。その両受体の間では、一方の恥じらいのなさがそれだけで他方の恥じらいを侵害している。一つの水路が、もしそのようなものが必要であったとしたなら、<他者>の場所で主体が断言することについて我々が最初に言ったことを正当化する。 <他者>の中でこだまに吊り下げされることで不安定になるこの享楽を調べよう。享楽は、享楽を耐えられないものと結びつけ、順々に享楽を撤廃することでこだまを呼び起こす。最後には、享楽がただそれ自身だけで、別の恐ろしい自由にまで高まるように見えないだろうか。 それに、カントによれば道徳経験に欠けている第三項が明らかになるだろう。それはつまり対象であるが、<法>を実現することにおいて意志に対してその対象を保証するために、カントは対象を物自体の思考不可能性へと送り返さざるを得なくなっている。サド的経験ではこの対象が、その接近不可能性から降ろされ、拷問執行者の現存在(Dasein)としてあらわになっているのではないだろうか。 先験的なものの不透明性が残らないわけではない。というのも、その対象は奇妙に主体から切り離されるからである。その格率の伝令官がここで放射点である必要しかないことを観察しよう。その放射点はラジオの声かもしれないが、フランス人がサドの訴えに同意したであろう努力の追加に促進された権利を呼び戻す点である。そしてその格率は再生された共和国の組織的な<法>となるのである。 このような声の現象、とりわけ精神病の声の現象は、まさにその対象の側面である。そして精神分析はその黎明期には、良心の声をその声の現象に関係づけることから遠く離れてはいなかった。 カントがどうしてこの対象を先験的感性論のあらゆる決定から逃れるものとみなすかがわかる。その対象が現象に関するヴェールの何らかのこぶに現れないことはないにしても、それは宿無しであったり、直観における時間であったり、非現実に位置づけられるモードがなかったり、現実における効果がなかったりするわけではない。それはここでただカントの現象学が欠けているのではなく、狂っている声までもが主体の観念を押しつけるのであり、法の対象が現実の<神>の悪意をほのめかしてはならないのである。 確かにキリスト教主義は、人間を神の享楽という側面にほとんど注意を向けないように教育した。このようにして、カントは<法>のための<法>という彼の主意主義を通用させたのである。<法>のための<法>はストア派の経験のアタラクシアを誇張していると言われるかもしれないが。カントは、彼の神は顔がないということを見たことでその向こう側に垣間見たものの息を詰まらせるため息の中で、サドではなく神秘主義者のような人からあまりに近くで聞いたことの圧力下にいたと思われるかもしれない。顔無しの神は恐ろしいもの(grimmigkeit)だろうか?サドは言う。至高悪の存在と。
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【元ネタ】史実 【CLASS】バーサーカー 【マスター】 【真名】イヴァン四世 【性別】男性 【身長・体重】196cm・103㎏ 【属性】混沌・狂 【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷B 魔力B 幸運C 宝具B 【クラス別スキル】 狂化:EX→B パラメーターをランクアップさせるが、理性の大半を奪われる。 規格外の狂気はもはや理性に近く、バーサーカーは会話すら行えるが、 彼は“苛立ちの発散のために加虐したい”という思考で固定されており、 実質的に彼との意思の疎通は不可能である。 ただし普段は『愛しの牝牛』によって“普通のバーサーカー”となる。 【固有スキル】 拷問技術:A++ 破格の拷問技術。 拷問器具を用いた場合、ダメージを向上させると共に敵のCONを大幅に削減する。 イヴァン四世の場合、人民、貴族、部下を牢獄に送り様々な拷問具に掛けたり、 火薬や温度変化による苦痛を与え悶え狂わせたり、時には多種多様な拷問をショーとして開催しており 拷問の才能と残虐性と芸術性は常軌を逸する。 クラス能力により理性を失ってる間は能力を発揮できない。 加虐体質:A 戦闘において、自己の攻撃性にプラス補正がかかるスキル。 これを持つ者は戦闘が長引けば長引くほど加虐性を増し、普段の冷静さを失ってしまう。 攻めれば攻めるほど強くなるが、反面、防御力が低下してしまう。 信仰の加護:A 一つの宗教観に殉じた者のみが持つスキル。 加護とはいうが、最高存在からの恩恵はない。 あるのは信心から生まれる、自己の精神・肉体の絶対性のみである。 クラス能力により理性を失ってる間は能力を発揮できない。 恐怖の雷帝:A 恐怖の代名詞となった『雷帝』イヴァン四世の狂気。 イヴァン四世と対峙したものは、彼に対する強烈な威圧感と畏怖を懐く。 精神防御で抵抗可能。 【宝具】 『愛しの牝牛(ツァリーツァ・シャースティ)』 ランク:E 種別:対心宝具 レンジ:0 最大捕捉:1 アナスタシアの肖像画が填め込まれたロケット。 評価規格外の域にある彼の狂気をBランク相当にまで押さえ込む事ができる。 理性にも似た何かと化していた精神が通常の“狂気を抱えた人間”になる事で、 理性を必要とする一部のスキル・宝具が使用不能もしくは制御不能となる。 『凶哭の雷帝(ツァーリ・グローズヌイ)』 ランク:C+ 種別:対軍宝具 レンジ:3~50 最大捕捉:500人 数々の拷問虐殺により暴君の名を轟かせた逸話の具現。 憤怒に満ちた怒号によって雷撃を放出し、対象や地面へと接触したそれは、 無数の血塗れた武具・拷問具へ変貌し追加・持続ダメージ及び拘束判定を発生させる。 加えて怒号を耳にした者は精神防御の失敗度に応じた状態異常を受ける。 【Weapon】 『無銘・拷問杖』 バーサーカーが生前使用した鉄鉤の付いた杖。 気に食わぬ相手はこの杖で殴り拷問したという。 バーサーカーの息子を殺した凶器でもある。 【解説】 ロシアを大国へ築き上げた皇帝、ツァーリ。 恐慌政治やのノヴゴロドの虐殺が有名で拷問や加虐を愉悦とし数万人もの人間を殺害した。 大量の拷問や殺戮を行う一方、敬虔な信徒であり正教会の守護者でもあった。 神を恐れ敬い、巡礼や礼拝好んでは毎夜、死者へ祈りを捧げていた。 現在残っているロシアの生女神の大聖堂も彼の戦勝の記念に作られたという。 生前は感情の起伏が激しく妻・アナスタシヤのみが彼を制御できたらしく その妻の死後、失意の後眠っていた残虐性がより増すことになった。 最後は息子を自ら感情に任せ殺害したことで、今までの罪を自覚。 苛まれ続けることになり懺悔を呟き続け遺言状へは罪の行為への悔いが残された。 数年後その人生を呆気なく終わらせることになった。 『アナスタシア』 バーサーカーの最初の妻、喪った事で彼の暴虐に歯止めが無くなったとされる女性。 マスターが彼女と面影の重なる女性であればバーサーカーの制御も容易となるが、 万が一そのマスターが死亡したならバーサーカーは妻の死を思い起こしてしまう。 慟哭の叫びは『凶哭の雷帝』を暴走発動させ、『愛しの牝牛』を破壊するだろう。